このシャツは洗濯後のシワが発生しにくいらしい。バカな俺でも名前から予測できる。そしてユニクロが推している商品だったから買ってみた。こいつの名前はスーパーノンアイロンシャツ。
今回は購入したシャツを使って検証する。と言うのも実際に洗濯することで本当にシワが付きにくいのか確かめる。またシャツの細部まで本音で徹底解説する。だらか購入するか悩んでいる人は是非最後まで見てほしい。
結論、シワは付くよ。シャツだから。
1. 特徴
このシャツの特徴はアイロンが不要という点だ。つまりアイロンに使っている無駄な時間を短縮することができる。他にも全国のユニクロで販売されておりサイズ展開も豊富にある。オンラインストアでも買えるから誰でも購入できる。価格も2,990円とビジネス用のシャツにしては安価と言える。これらの特徴も兼ね備えている。
つまり時短可能、簡単に購入できる、安価という3つの特徴がある。それがスーパーノンアイロンシャツ。
2. 洗ってみた(1回目)
実際に洗濯後に干し、乾くまで待った。
洗濯の条件
通常モードで洗濯
洗濯ネットなし
特に手を加えず干して取り込んだ
結果は写真の通り。
前から見ると左下にシワが見える。
特にポケット周りはシワが目立っている。
後ろから見ても何本も線が見える。
特にシャツの裾の近くはシワが多く見える。この場所はスラックスに入れるから関係ないけど。
3. シワを付けない方法
シワ付くならノンアイロンとか嘘じゃん!と思った人も多いだろう。これは俺の洗濯方法が雑すぎた可能性もある。だから2回目の洗濯を行った。
2回目は洗濯後に発生するシワを簡単に少なくする方法を取り入れた。下のアニメーションを見てほしい。
このように洗濯後のシャツを30回バタバタする。これがシワを減らす方法。
これが選択後すぐに撮った写真↑
30回バタバタした後の写真↑
両者を比較すると腕周りやポケット付近のシワが明らかに薄くなっている。効果はあった。
4. 洗ってみた(2回目)
さあリベンジマッチをしよう。
今回は比較対象としてエクストラファインコットン素材のシャツ(以下EFC)を一緒に洗った。
洗濯の条件
通常モードで洗濯
洗濯ネットなし
30回バタバタした
両方のシャツは同じ条件で洗濯した。洗濯後を比較しよう。
前から見て比較すると同じ洗濯方法をしているがノンアイロンの方が圧倒的にシワは少ない。
裏も同様にノンアイロンの方がシワが少ない。
リベンジマッチということでノンアイロンの2回目と1回目の結果を比較する。2回目は胴体部分のシワが減っている。そしてポケット周りのシワも少なくなっている。
検証結果
30回バタバタすればシワは気にならない。
アイロン不要は嘘ではなかった。
5. 細かなポイント
シャツの厚み
肩回りは黒いハンガーが少し透ける程度の厚さをしている。一般的なビジネス用のシャツと同じくらいだから満足できる。
手首の近くまで肩回りと同じ厚さをしている。手首部分は厚くなっている。これも普通のシャツと同じだから満足できる。
襟は胴体より厚くなっている。手が透けない程度の厚さをしている。これも一般的なシャツと同じだから満足できる。
素材
素材は綿100%だった。綿素材はポリエステルよりも静電気が少なく肌に優しいから嬉しい。
ボタン
少し黄色のような色味をしている。光の当たり方次第では貝ボタンのような輝きをしていたから一長一短だと思う。ボタンの素材は同価格帯のシャツよりも優れている。小さくて目立たない点も気が利いているから満足できる。
襟
襟はレギュラーカラーを買った。非常に無難な襟だから不満もない。首元にシワが付きにくいのは地味に嬉しい。
襟に関して詳しく知りたい場合は以下の記事を是非1度見てほしい。
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6. 注意点
シャツを購入する際は2つ注意する点がある。
サイズ感
このシャツはS・M・Lと選ぶ以外に
スーパーノンアイロンシャツ
スーパーノンアイロンスリムフィットシャツ
という2種類の形で展開されている。
両方とも着てみたところスリムフィットの方は体のラインが比較的強調されるように感じた。一方で通常版は少し余裕がある作りをしていた。もちろんスリムフィットの方がスーツ姿が美しくなる。そのため好みによるが可能な限りスリムフィットを選ぶ方がカッコよくなる。
※試着する際は店員さんの許可を得る必要がありました。
襟の種類
襟は以下の3種類から選ぶ必要がある。
レギュラーカラー
ボタンダウン
セミワイドカラー
セミワイドカラーはレギュラーカラーよりも襟先が広がっている特徴をしている。
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最も無難な襟はレギュラーカラー。これは今回紹介したシャツと同じ襟をしている。
7. まとめ
今回はスーパーノンアイロンシャツについて紹介した。このシャツはコスパ面から見ても機能面から見ても高い水準をしている。そのため同価格帯でノンアイロンシャツよりも良いものを見つけられることは少ないだろう。記事を読んだことでUNIQLOの魅力を伝えることができたのであれば俺は嬉しく思う。
これから店に行って服を購入する人は、いつでも見直せるようにブックマークをしてほしい。また紹介してほしい服がある場合は下のコメントフォームから俺に知らせてほしい。
あなたの服選びに少しでも力になれたら幸いです。
余談:無難は至高
俺の記事では無難や普通という言葉を使うことが多い。これは個性を否定している訳ではない。俺の中でファッションは他人に見てもらうもの。つまり多くの人に見せるものだと考えている。だから多数から好感を得るためには無難な恰好をすることが合理的となる。
こんな考え方をしているから無難は至高という結論になる。
もちろん個性的な服装も尊重するが、それで周りの人から敬遠されるなら本末転倒だ。