決断疲れは前日の夜に準備すると解決できる。
と言うのも前日の夜に明日の行動を決めておくと当日に悩む回数が減る。つまり悩む時間が減って時間を有効活用することができる。
この記事は以下の内容を解説する。
・そもそも決断疲れって何?
・解決方法は?
・メリットとデメリットは?
これを踏まえて
結局、俺は悩む回数が減ったのか
について説明する。
1. 決断疲れって?
決断疲れを解説する。これは「あれにしようかな」、「これにしようかな」と悩む回数が増えることで疲れてしまう現象のこと。当たり前だけど疲れてしまうとミスする可能性が高くなる。つまり悩む回数が増えるほどミスする確率が高くなると言える。
この現象は人間が1日に決断できる回数に上限があることが要因とされている。
そもそも決断って何?という質問に答えよう。
決断は「何かしよう」と心の中で決めること。例えば「寝坊した!起きないとヤバい!」と思ったとする。これは「寝坊した!」と事実を認め、「起きないとヤバい!」という感情を持ったという2個の事象に分解できる。なので事実を認めたこと、ヤバい!という感情を持ったことで2回決断していることになる。
ここで俺たちは1日に35,000回しか決断できないことを伝える。詳しくは説明しないけど、頭のいい人が論文で書いていたから信じよう。
この論文を参考にして決断する回数が増えるとミスする可能性が高くなる根拠を説明する。俺たちは、普通に生活しているだけで35,000回からのカウントダウンが開始している。なぜなら「何時何分のバスに乗ろう!」のように考えるだけで1回使ったことになるから。
従って朝よりも夕方や夜の方が残っている決断回数は少ないことが分かる。これが一般的に疲れているという状態。つまり体と脳が疲れている状態になる。このような状態だと判断能力が鈍くなり不本意な結果を選択する可能性が高くなる。
2. 解決方法は?
解決方法を説明する。俺が紹介するのは明日の行動を予測して事前に準備するという方法。
準備という言葉を聞くと小学生のように「前日の夜に学校の準備をして、明日使う教科書を入れる」のようなイメージをすると思う。これと本質は似ている。しかし俺たちは大人だから小学生の準備+αをする。徹底的に準備する。これが小学生と違うところ。
3. 簡単な流れ
下に簡単な流れと必要な物を示した。
簡単な流れ
- 面倒な作業を思い浮かべる
- 思い浮かべた内容を書き出す
- 1度見直して加筆修正する
- 明日の行動をメモする
- メモに従って行動する
必要なモノ
- メモ用紙 数枚
- ボールペン 1本
- 今だけ頑張る気持ち(任意)
4. 具体的な方法
1.面倒な作業を思い浮かべる(1/5)
初めにタイマーで1分間計測してほしい。そしてタイムリミットが来るまで頭の中に日々の面倒なルーティーンワークを思い浮かべる。1分以内に全て思い浮かべられた人は先に進めて構わない。
2.思い浮かべた内容を書き出す(2/5)
頭の中に思い浮かべた内容をメモに書き出す。スマホのメモ欄に打ち込んでもOK。アナログな管理方法が良ければメモに書き出し、デジタルな管理方法が良ければスマホに打ち込めばいい。
3.見直して加筆修正する(3/5)
1度書き出した内容と自分の生活を照らし合わせて間違いがないか確認する。間違いを見つけた場合は加筆修正する。等身大の自分を想像することがポイント。
俺のルーティーンワークは以下のようになった。
ルーティーンワーク
- 朝、昼、夜ごはんを作る
- 洗濯機を回す(2日に1回)
- 洗濯物を干す、取り込む(2日に1回)
- ビタミン剤を飲む
- 床、風呂、トイレ掃除をする(1週間に1回)
- ベッドメイキングをする
- 食材を買いに行く(1週間に1回)
- 麦茶を作る(残量が無くなり次第)
- ゴミ出しをする
4/5 明日の行動をメモする
書き出した内容から明日に行う作業をリストアップする。これは紙に書き出しても、スマホに打ち込んでもいい。俺はノートを使用して今までの記録を見直せるようにしている。
5/5 メモに従って行動する
当日は事前に作成したメモを見ながら行動すればいい。何も悩むことがないため気楽に行動することができる。
5. メリット・デメリット
メリット
何といっても日頃のルーティーンワークに対して悩む必要がなくなることが最大のメリットとなる。面倒な作業を何度も思い出し、判断し、答えを導き出すと頭が疲れてしまう。
しかし夜に準備をすると悩むことがない。そして時間的にも余裕ができる。さらに時間に余裕ができれば好きな事をする時間も増える。つまり時間的に得することができる。体力的にも精神的にも楽になることが紹介した方法のメリットとなる。
続けるためのコツ
でも、毎日書き出すのは面倒な人もいるだろう。その時は、このような考え方をしてほしい。「夜に数分だけ書く労力よりも、何度も思い出して考える方が大変だ。」という考え方をする。書き出す労力と悩む労力、両者を比べたらどちらが辛いだろうか。俺は考えることに時間を奪われる方がつらい。
デメリット
この方法は夜に頑張る必要がある。そして習慣になるまで時間がかかることはデメリットだろう。最初の頃は慣れていない作業を習慣化するまでに時間がかかる。また慣れるまでは夜の疲弊した体に負担がかかる。これらはデメリットとなる。しかしデメリット以上のメリットがあることを今回の記事で伝えたかった。
6. まとめ
今回は前日に準備することで、当日に悩む時間と回数を減らす方法を紹介した。これを実践することで今まで悩むために使っていた時間は自分の好きな事に使えるようになるだろう。そして余裕ができたことで、あなたの人生は今までよりも少しだけ楽しくなるかもしれない。少しでも力になれたなら幸せです。
この記事が参考になったと感じた人はいつでも見直せるようにブックマークをしてほしい。また心の健康について解決してほしい問題がある人は下のコメントフォームから俺に伝えてほしい。記事にするかもしれない。
少しでも力になれたなら幸せです。
余談:決断回数の上限
俺たちは「1日に3万5000回しか決断できない」と頭のいい人が発表していると伝えた。てことは、悩めば悩むほど残りの決断回数は減ってしまう。しかも1日は24時間しかない。だから悩む回数が増えるほど無駄な時間を多く過ごすことになる。
この解決策として決断回数を可能な限り減らし、1日の限りある時間を有効的に使いたいと思ったことで記事を書いた。